李明博大統領が11日、北朝鮮の人権問題について、‘人類普遍の基準’で接近すると明らかにした。
李大統領はこの日、外交通商部の業務報告で、“私たちが北朝鮮の人権問題を論ずる時、対北戦略の側面ではなく、いわゆる人類と人間の普遍的幸福の基準で話す”と言い、“人はどこに生まれようと、最低限基本的な幸福を追求しなければならない権限を持っており、そのような観点から北朝鮮の人権に関心を持つ”と語った。
李大統領はまた、“既に対南戦略や対北戦略などの旧時代的発想を持ち、一方を武力統一することはできないということを互いによく分かっている”と述べ、“そうした観点から、北朝鮮の指導者と心の扉を開いて、真の話し合いをしていかなければならず、私たちはいつも会う準備ができており、実務など誰でも互いに会えると考えている”と語った。
更に、“日本やアメリカ、中国の間でも何度も会うため、南北間は任期中に1回会うというわけではない”と言い、“日本ともシャトル外交をするのに、北朝鮮とできないことがあるだろうか”と明らかにした。
外交部はこの日の業務報告で、“北朝鮮の核プログラム錐趨竭閧?D先的に解決して核廃棄を推進するが、核廃棄の過程が実質的に進展した時に、‘非核.開放.3000’国zの履行の準備に取り掛かる”と報告した。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面外交部は‘2008年度実践計画’を通じて、“韓米同盟を修復して、韓米日3者協議を可動させる”と述べ、“韓米関係の修復と未来の同盟関係のために、両首脳間で首脳会談を開き、韓米同盟の強化発展と、同盟の再調整の過程の円満な履行に務める”と明らかにした。
一方、李大統領はこの日の業務報告で、外交部に対する‘苦言’も惜しまなかった。
“韓国は地政学的にも、多くの面から見て賢い外交をすることが重要であり、意見の一致が重要だ”と述べ、“このような観点から外交部内に親米だ、反米だという雰囲気があることは、21世紀にそぐわない”と指摘した。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面更に、“アメリカも国益に背けば、韓国と同盟関係を維持しようと思わないだろう”と言い、“徹底的な国益を主とした実用主義外交に向わなければならない。親米も親中もなく、国益にあえば同盟になることができる”と強調した。
また、“南北問題について6ヶ国協議が二の足を踏んでおり、長年同盟関係にあったアメリカとの関係においても、外交部が自らの役割を果たせなかった”と厳しい意見を述べた。