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5月に予定されている‘白頭山観光’を控えて、両江道の恵山市と三池淵郡の住民300世帯を強制移住するという情報が伝えられた。

両江道恵山市の内部消息筋が3日、‘デイリーNK’との通話で、“恵山市で1月23日に31世帯が強制追放されたのに続き、2月末までに84世帯が更に追放された”と伝えた。また、他の消息筋も“恵山市で80世帯余りが追放されたという話を聞いた”と確認した。

恵山の消息筋は、“今回追放された84世帯は、追放される日と場所をあらかじめ知らされ、半月の間に順次追放された”と伝え、“追放された人たちは国境から遠く離れた地方の村に分散して移住した”と言った。

消息筋は“今回、2番目に追放された世帯は、第1回非社会主義検閲の総和で追放が決まった家と、最近まで行われていた第2回非社会主義検閲で取り締まられた住民の家族”と述べ、“検閲の責任者たちが4月中旬までに、あわせて300世帯を強制移住すると公式に発表した”と語った。

300世帯の追放と関連し、恵山市の人民班では各種の会議で、“現在、日本に住んでいる在日同胞たちの居住地を用意するため”と教育していると伝えられた。

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消息筋は北朝鮮政府が、“日本の反動の朝鮮総連弾圧策動で、多くの在日同胞が祖国の懐に戻って来て暮らすことを希望している”と述べ、“在日同胞は将軍様の故郷である三池淵で暮らすことが願いだと言い、三池淵の住民を(恵山に)移住させなければならない”と宣伝していると伝えた。

これに対して、朝鮮総連の内部事情に詳しい‘コリア国際研究所’の朴斗鎮所長は、“総連の帰国事業は84年以後、事実上完全に中断した状態”と述べ、“総連の300世帯が北朝鮮に行くというのは話にならない。でたらめなうわさに過ぎない”と可能性自体を一蹴した。

そのため、5月に予定されている白頭山観光を準備するための事前整地作業である可能性が高いというのが、多くの対北専門家と脱北者の観測だ。北朝鮮は既に昨年末から、三池淵郡に電力施設を拡充するなど、白頭山観光に備えた多くの施設を準備してきたという。

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これについて、2005年に北朝鮮を脱出して韓国に定着したキム・ソン潟?