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全世界の難民、難民地位申請者、自国内の故郷に戻れなくなった人の数が第二次世界大戦以降、初めて5千万人を超えたことが調査の結果明らかになった。このうち脱北者は2118人と集計された。しかし中国で放浪している脱北者の場合、難民どころか正確な統計すら存在せず、人権蹂躙の死角地帯に置かれており問題が深刻化している。

国連難民機・UNHCR)は今月20日の「世界難民の日」を迎え、「年間グローバル動向報告書」を発普Bこれによれば、脱北者のうち難民は1166人、難民地位申請者952人と集計され、UNHCRが支援した脱北者(UNHCR-assisted)は76人。

今回の報告書はUNHCRが政府と非政府協力団体、自主的な統計をもとに集計した。

国際難民法によると、送還時に迫害と虐待の危険がある場合、対象者を「現場難民(refugees sur place)」と規定し保護することが明示されているが、現場難民の代賦iである脱北者の場合、中国が難民と認定しないため逮捕後に強制送還が行われている。

中国は脱北者を不法移住民と規定し、国内法と国際法、人道主義原則に基づき脱北者問題を適切に処理していると主張。脱北者問題に対する国際社会からの非難に対しても、根拠がないと一蹴している。

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キリスト教や韓国人と接触した脱北者は、強制送還されると政治犯収容所連行だけでなく処刑される可能性もあり、事態は深刻である。北朝鮮は金正恩体制発足以来、不法渡河者に対し射殺命令を下し、処罰の程度をさらに強化している。


UNHCRのシン・ヘイン韓国代封伯??ッはデイリーNKに「中国内に滞在する大多数の脱北者は今回の報告書には含まれない。UNHCR中国代封能でも具体的な統計を収集するのに限界がある」と話した。