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アメリカのジョージ・ブッシュ大統領が22日(現地時間)、李明博氏のアメリカ特使の資格でワシントンを訪問したチョン・モンジュン議員と会い、“李氏にできるだけ早いうちに、便利な時期にアメリカを訪問してほしい”と語った。

20分余り続いたこの日の面談は、チョン特使がこの日、ホワイトハウスのスチーブン・ハドレー国家安保補佐官に会った席で、ブッシュ大統領が面会場を訪れて実現した。

チョン議員は“李氏もブッシュ大統領が早期にソウルを訪問することを期待している”と訪韓を要請し、ブッシュ大統領も肯定的な返事をしたと伝えられた。ブッシュ大統領は“韓米関係が重要だ。北朝鮮の核問題の解決のために、韓米間の協力が必要で、韓米FTA(自由貿易協定)の早期の批准も重要だ”と強調した。

チョン特使は韓米同盟の強化などの内容が含まれている李氏の親書を伝達した。また、李氏のアメリカ訪問の日程と韓米同盟の強化、韓米FTAの批准の問題などについて話し合ったと伝えられた。

特使団はこれに先立ち、ネグロポンテ国務省副長官に会って、韓米同盟の強化方案について意見を交わした。チョン特使は”互いに事前の協議が不足しており、不必要な誤解をまねいたことについて共通の認識があった”と明らかにした。

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ブッシュ大統領とチョン特使の面談はこの日午前、電撃的に実現したことが分かった。

当初、チョン議員側は14日にアメリカを訪問する予定ったが、ブッシュ大統領の中東巡回の日程が重なったため、21日に訪米の日程を延期してまで、ブッシュ大統領との面談を積極的に推進してきたという。

訪米期間に、クリストファー・ヒル国務省次官補など、アメリカの主要な官吏と面談をして、北朝鮮の核問題や韓米同盟について意見を出し合った特使団一行は、23日にディック・チェイニー副大統領と面会する予定。