深刻な生活難に直面する北朝鮮で、若者たちが自ら建設労働組織「突撃隊」への参加を志願するケースが増えている。
国家が進める各種建設現場に動員される突撃隊は、過酷な労働と劣悪な生活環境で知られ、これまで住民の間では忌避されてきた。しかし、食事の確保すら難しい家庭が増える中、生活の行き詰まりに追い込まれた若者にとって、突撃隊が「最後の行き先」となりつつある実態が浮かび上がっている。黄海北道のデイリーNK内部消息筋が13日までに伝えたところによると、沙里院市をはじめとする一部地域では、職場に勤める若者の間で突撃隊への志願が増加しているという。志願者の多くは、家庭の経済状況が極めて厳しく、食事を満足に確保できないか、職場から課される各種の「社会的課題」をこなす余裕がない人々だという。
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韓国デイリーNK取材班は、2024年9月初旬に撮影された新義州(シニジュ)市の水害復旧作業の現場の画像を複数枚入手した。
