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北朝鮮政府が食糧の配分の監視要員の増員と、監視地域の拡大などに難色を示していることが分かったと、ラジオ・フリー・アジア(RFA)が8日報道した。

RFAが世界食糧計画(WFP)の理事会が来月開かれるが、WFPの対北食糧支援は北朝鮮との合意が実現しなかったら、5月末に終了する予定と伝えた。

WFPのポール・リスリー代弁人が放送で、WFPのローマ本部の高位代表団が今月中に平壌を訪問して、直接北朝鮮側と議論する計画だが、この平壌訪問計画も実現するかどうかは分からないと明らかにした。

リスリー代弁人はまた、RFAとの通話で、”2月の定期理事会の前に、大部分の交渉が完了することを希望している”と言い、現在WFP平壌事務所代表が行っている対北交渉が進展することを願っていると伝えた。

ローマに本部がある世界食糧計画の理事会は、2006年から2008年まで1億2百万ドル規模の対北朝鮮救護復旧事業の提案書に承認し、当時理事会の定期会議に提出されたこの提案書は、2008年5月まで2年間、北朝鮮国内の支援を必要としている住民に15万トンの食糧を支援するという内容を骨子にしていると放送は伝えた。

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同放送は、現在北朝鮮政府がWFPの透明性の強化を拒否しているのは、これが人道的相互主義を強調している、新しい李明博政府の対北食糧支援にもそのまま適用されることを案じているからだと分析されると付け加えた。