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北朝鮮の年内の不能化と核プログラムの錐垂ェ困難になりそうだという予測が出ている。

北朝鮮は10月に開かれた北京での6ヶ国協議から今年の年末までに、既存の全ての核施設を不能化して、全ての核プログラムを完全かつ正確に申告すると約束した。だが、今年もあと数日しか残っていない時点で、不能化と核プログラムの申告のいずれも実行されていない。

まず、明らかにしておくべきことは、核の申告させる妙案は存在しないということだ。堪えてアメリカから譲歩を引き出せる余地もない。

相変らず、北朝鮮の核問題の中心には、ウラン濃縮プログラム(UEP)がある。北朝鮮はウラン濃縮プログラムは最初から存在しないと否認している。だが、北朝鮮が潔白を主張してロシアから購入した140トンの高強度アルミニウムチューブのサンプルをアメリカに提供したが、あいにくそのサンプルからもウラン濃縮の跡が検出されたと伝えられた。

パキスタンのムシャラフ大統領が去年発行した自敍伝で、パキスタンの’核の父’と呼ばれるアブドル・カデル・カーン博士が北朝鮮に遠心分離機20基ほどを移転させたと明らかにしたことも、’捏造されたこと’という立場をとっていると伝えられている。

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また、アメリカが不能化段階で要求している核燃料と冷却塔の廃棄も、北朝鮮は拒否しているという。2つの措置が取られなければ、核施設を再稼動するのに3ヶ月しかかからないという。これは不能化よりも、北朝鮮が不能化の合意当時に明らかにした’臨時の稼動中断’という表現が相応しい。

アメリカは北朝鮮が核不能化の手順をきちんと踏んで、核プログラムの申告を迅速に完了することに相当な期待を示している。ブッシュ大統領は自らの親書を金正日総書記に伝達して、米議会も北朝鮮の核の廃棄の補償のための予算を積極的に検討している。コンドリーサ・ライス米国務長官は”永遠の敵はいない”と北朝鮮に対するラブコールをいとわない。

だが、こうした薫風は北朝鮮の誠実な申告を前提にしたものである。ライス長官は21日、”今年の年末まで(錐垂ェ)実現することを心から願っている”と言いながらも、”重要なのは(申告の)手続きが正しく行われること”と言い、期限を越えても核リストに対する正確な申告の重要性をほのめかした。

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北朝鮮が誠実な核の申告をしない事態が続いたら、朝鮮半島の政局が再び搖らぐ可能性が高い。今すぐ米朝間協議が破局に至ることはなくても、そうした局面に進入する可能性も低くない。北朝鮮の戦術が繰り返されたら、アメリカの忍耐心がいつまで続くかわからない。

透明な核の申告は完全な北朝鮮の核の廃棄の前奏曲だ。核錐垂?