人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

平壌を初めとする北朝鮮の主要都市では4日の日中気温が零下8度(三池淵は零下22度)で厳しい寒さとなっている。さらに、石炭価格も上昇しており、住民の暖房状況は一段と苦しくなっていると伝えられた。

咸鏡北道では、石炭の中でも主に褐炭が採れる。また、咸鏡南道から南の地域では無煙炭が生産される。昨年のこの時期、北朝鮮市場における石炭価格は、1トン当り20万ウォン程度だったが、今年は50%上昇し、30万ウォンとなっている。全般的な物価上昇の影響を受け、市場に供給される物量も大幅に減少したと内部消息筋は伝えた。

咸鏡北道の消息筋は同日、デイリーNKとの通話で「都市部の住民は石炭の値段が上昇したため、購入を最初から諦めている。去年は1トン当り20万ウォン程度だったが、今は30万ウォン台まで上がった。市場に出回る量も足りていない。貧しい家庭は石炭を買うことは最初から頭になく、家族総出で焚き木用の木材集めに明け暮れている。都市部で冬を越すためには石炭3トン以上は必要だが、今の状態では300?も準備できない」と話した。

咸鏡北道は、炭鉱が近くにあり、供給は比較的良好だが、石炭価格が高騰した背景には、現地生産量の減少と鉄道運送費の値上がりがある。

消息筋によれば、現在運営されている咸鏡北道の穏城・セッピョル地区の炭鉱は、埋蔵量が底をつき新たに別の炭鉱を開発する必要があるとのことだ。現在の生産量では、同地域の火力発電所に回す燃料も足りない程だという。

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

炭鉱集落の住民は採掘量が減少し出した頃から、閉鎖された坑道から炭を掘り出し市場で売っているという。「人民炭」と呼ばれる褐炭は、炭鉱現場では15~20万ウォンで販売される。

市場の商人は穏城などの現地に出向き、直接褐炭を仕入れ列車に載せた後、清津などの都市部で30万ウォンで販売している。消息筋は「商人たちは鉄道の運搬費や荷役費を考えれば、30万ウォンでも利益にならないと話している」と伝えた。

清津市の場合、高級アパートは電気オンドルが設置されているが、冬場は電力供給が十分でないため暖房をほとんど使えないという。一部では改造して火鉢を設置したりもする。

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

消息筋は「昼の間に窓から差し込む太陽熱を利用して部屋の温度を上げ、隙間風を遮断するためビニールを張るのが精一杯。住民は『暖房用の石炭はさておき、粥を煮る石炭すら手に入らない』と話している」と伝えた。また金正恩にあてつけ「我々は太陽(金正恩氏)があるから凍え死ぬことはない」などと皮肉めいた声も聞こえるという。