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北朝鮮外務省は20日、米国が臨界前核実験を行ったことを受けて「核抑止態勢の向上に必要な措置を再考せざるを得ない」とする報道官談話を発表した。朝鮮中央通信が伝えた。

米国政府は16日、西部ネバダ州の核実験場で核爆発を伴わない臨界前核実験を14日に実施したと明らかにした。

これに対して談話は「米国は、絶対的な核優位で他国を軍事的に制圧するのが自国の戦略的目標であり、核兵器に対する依存を低めて戦略的誤判の危険性を減らし、軍事的緊張を緩和するという現行政府の公約が虚構にすぎないということを自らさらけ出した」と指摘。

つづけて「核保有国間の軍事的対立に新たな緊張を増し、国際的な核軍備競争を促す米国の今回の臨界前核実験が朝鮮半島地域の軍事安保形勢に及ぼす影響を絶対に看過してはならない」と強調した。