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ボズワース元米国務省対北政策特別代表は22日(現地時間)、「金正恩は党と軍部などの一致した合意なしには、実権を掌握する事が出来ないだろう」と語った。

同元代表はCNN放送とのインタビューでこのように述べた後、「軍と党指導部は、金正日の息子、金日成の孫という理由で28〜29歳足らずの検証されていない若者に、自分の運命を任せないだろう」と述べた。

「新指導部の登場が北朝鮮に大きな変化を与えると期待していない。しかし、これは悪い事が起きないという意味ではない」とし、金正恩政権が国際社会の関心を引くために挑発を敢行する可能性があると述べた。

続いて「北朝鮮が国際社会から圧力を感じたり、無視されるという考えを持ち始めたら、関心を引く事と自らの力を誇示するために、ミサイル発射、核実験などを行う可能性がある」と強調した。

北朝鮮との対話再開の見通しについて「今年中に会話(6カ国協議)が再開される可能性があるが、保証はできない」と話した。

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さらに「今年は米国と韓国での選挙があり、中国も指導体制の変化が予定されている。変化する環境の中で会話が実現するかもしれないが、北朝鮮が生産的な対話に向けて戦略的な危険性を犯す事はないだろう」と付け加えた。