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金正恩時代に入って取り締まりが一層強化された咸鏡北道茂山郡の国家安全保衛部と人民保安署では、相互が脱北幇助、不法通話などの失態の迄I合戦を行なっているという。

脱北などの強力な処罰と取り締まりを指示している金正恩への忠誠競争が行われている。

咸鏡北道茂山の消息筋は3日「金正恩時代に入って勢いづいている保衛部が、金日成の誕生日100周年を控え、新指導者への忠誠のプレゼント作りの一環として、過去の脱北事件を掘り返している。保安院が関与した事件も容赦無く調査している」と話した。

消息筋によると、これまでは保衛部が捜査している事件に保安院の関与が発覚すると、これには手を付けないのが恒例となっていた。

しかし、最近になって、脱北に対する取り締まり・処罰が強化された影響から渡江者が減少し、取締り実績に支障が生じた保衛部が、過去に手を付けなかった事件に手を出したという。

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渡江や脱北を行うために保安署、国境警備隊に賄賂を渡すケースが多いが、脱北者家族や行方不明者家族の取り調べを行う過程で、保安院と国境警備隊員の失態が明らかになっているという。

保衛部の動きは、金正恩の指示によって保衛部の権限と地位が強化された事と関連が深いと考えられる。強化された権限に沿った実績作りの為に、捜査を拡大していると指摘されている。 該当記事:北、保衛部全盛時代…忠誠競争で一歩リード

消息筋によると、保衛部の捜査拡大によって保安員と警備員らは、過去に賄賂を渡してきた住民に当分の間の潜伏を奨めているという。

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保安員は「我々だけでやられているわけにはいかない」とし、保衛員の失態も話しているという。消息筋は「過去に保衛部で取り調べを受けた人を訪ね、保衛部の失態を魔「ている」と話した。

保衛部の操作領域である不法通貨取り締まりにおける見逃しや、密貿易の幇助などをターゲットとしている。密貿易は保衛部が関連している。

この様な結果、両機関の軋轢争いが激化しているという。消息筋は「保衛員、保安員らの個人の問題を超えて、組織間の問題に発展した。これに国境警備隊員まで加勢し、大問題になっている」と伝えた。

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引き続き「住民も過去の問題まで掘り返されており、大変に苦労している。住民もこれまでの仕返しをしようと虎視眈々と狙っている」と述べた。