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北朝鮮外務省の報道官は8日、朝鮮中央通信の質問に答える形で、イスラエルがガザ地区の病院を空爆したと非難した。朝鮮中央通信が伝えた。

パレスチナ・ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスとイスラエルの戦闘が激化するなか、イスラエル軍によるガザへの空爆が続いている。17日には病院で爆発が起き、ガザの保健省によると471人が死亡したという。ハマスがイスラエル軍による空爆だと非難する一方、イスラエル側はハマスとは別の武装組織がロケット弾を誤射したためだと関与を否定している。

報道官は、「イスラエルが国際法に従って平和時期はもちろん、戦時にも最優先的に保護することになっている保健医療施設を空爆したのは想像すらできない極悪な戦犯罪、反人倫犯罪である」と断言した。

つづけて、「病院空爆事件が発生した直後、米国が今回の事件はイスラエルでない他の勢力の行いと見なされるというとんでもない詭弁を並べ立てながらイスラエルの犯罪行為をかばってやった事実は、米国こそイスラエルの殺りく蛮行を黙認、助長した共犯者であるということを示している」と米国を非難した。

そのうえで、「世界平和の破壊者、正義の絞殺者である米国はパレスチナ人民を無残に殺りくしたイスラエルの特大型戦犯罪を黙認、助長した責任から絶対に逃れない」と主張した。