新指導者・金正恩への忠誠を誓う群衆大会が平壌と咸鏡南道で相次いで開かれた。
朝鮮中央放送は3日、平壌の金日成広場で労働党政治局決定書と党スローガン、新年共同社説の貫徹を行う為の市民大会が、住民10万人が参加した中で開催されたと伝えた。
市民大会では、崔永林(チェ・ヨンリム)内閣総理、党書記の金己男(キム・ギナム)・崔泰福(チェ・テボク)・崔龍海(チェ・リョンヘ)、ムン・ギョンドク平壌市党責任書記、ヤン・ヒョンソプ最高人民会議常任委員会副委員長、内閣副総理のキム・ラクフイ・ハン・グァンボク・リム・ムヨン内閣副総理が主席団に登場した。
ムン書記は報告で「我々は千枚万枚の盾となり、敬愛する金正恩同志を決死擁護し、彼の周りに一心団結し、金正恩同志の思想と指導を忠実に奉じていかなければならない」と話した。
「全民族が直面している大国葬に対して大逆罪を犯した李明博逆賊輩」と韓国政府を非難した。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面参加者は、金正恩への忠誠を盛り込んだ決議文を採択した後に行進を行った。
朝鮮中央放送は、このイベントを咸鏡南道労働者の手紙に呼応する市民大会と紹介した。
今月2日、咸鏡南道咸興広場で党政治局決定書等の貫徹の為の群衆大会が初めて開かれ、忠誠を誓う「全国労働者への手紙」が採択された。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面北朝鮮は、昨年10月に金正日の現地指導後から、咸鏡南道を生産開発の模範事例に指定し、「咸鏡南道の炎」と宣伝してきた。
これにより、咸鏡南道、平壌以外の地域でも似たような群衆集会が続くものと見られる。