韓国政府は金正日の死亡と関連し、政府レベルの公式弔問団を送らない事で決定した。
リュ・ウイク統一部長官は20日に大統領府で記者会見を開き、金正日の死亡と関連し「政府は弔問団を送らない」と明らかにした。
しかし「故・金大中前大統領、故・鄭夢憲現代会長の葬儀に北が弔問しており、遺族らの訪朝は許容する方針」と述べた。イ・ヒホ夫人(金大中夫人)と玄貞恩現代グループ会長の弔問訪朝が許される。
「政府は金正日の死亡と関連して、北朝鮮住民に慰労の意を伝える。北朝鮮が早期に安定を取り戻し、南北が協力できる事を期待する」と付け加えた。
また「政府は金正日委員長の突然の死亡によって、朝鮮半島の平和が揺るがない様に同盟国と緊密に協力しながら状況を徹底的に管理している。国民の皆さんは、経済活動が萎縮しないよう、安心して普段と同様に日常を維持していただきたい」と話した。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面「現在、我が軍は非常警戒態勢を維持しながら、あらゆる状況に備えている。今のところは、北朝鮮に異常兆候は発見されていない」と明らかにした。
一方、北朝鮮の内部情勢を考慮し、クリスマスのライトアップ措置を中止する方針で決めた。これに対して「政府は、北朝鮮が哀悼期間である点を考慮し、12月23日に控えていた前方地域でのクリスマスツリーのライトアップを今年は留保するように、キリスト教界に勧誘することにした」と明らかにした。