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北朝鮮が2012年に強盛大国を公言しており、来年は祭りの雰囲気を造成すると見られるが、現在の状況を考慮すると4.15(金日成誕生日)後に後遺症に苦しめられる可能性が高いという分析が提起された。住民は喪失感を再確認する年になる可能性が高いと指摘されている。

パク・ヒョンジュン統一研究院専任研究委員は研究院が発刊した「北朝鮮 2012年の準備動向と情勢展望」で、「北朝鮮当局は、2012年への期待を高めているが、これを満たす事は出来ないだろう。2012年に向け多くの無理な政策を推進した」とし、4.15以降の後遺症の可能性を予想した。

パク研究委員は、北は2012年に強盛大国を立証する何かを見せなければならず、金日成(4.15)と金正日(2.16)の誕生日と軍創立80周年(4.25)慶祝行事を行う必要があり、この核心は4.15になるとみている。

続いて、北朝鮮は1989年に第13次世界青年学生祝典を開催した後遺症で苦しんだが、今回のも強盛大国に向けた準備も同様の結果をもたらすと述べた。北朝鮮は、ソウルオリンピックを牽制するために天文学的な予算を費やして建築工事を行い、これにより90年代に経済難が発生した。

また、強盛大国入りの「3大象徴」である食料供給の正常化、平壌10万世帯の建設、電力問題の解決などにおいても成果が低い水準だと評価した。

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2012年に保存しておいた食料を解禁するなら、一時的に一定期間は配分が可能だが、正常化を行う能力は存在しないと評価した。平壌10万世帯建設は国家総動員を行ったが、既知の通りに建設目標の縮小、手抜き工事などで苦しんでいるのが実情だと指摘した。

電力供給も煕川発電所(30万kw規模)は来年1月が完工予定が、資金不足から外壁工事だけが終わった状況で、工事再開時期も予測出来ないと述べた。この他にも、2012年に向けた贅沢品の輸入増加も、強盛大国推進の足を引っ張る要因となっていると予想した。

「2012年の後半期には、国内はお祭り騒ぎの後の虚脱感の管理問題、対外的には米韓との2013年以降の交渉での地位強化を考慮した緊張を高める措置や、核実験などを実践する可能性が高くなる可能性がある」と見通した。