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北朝鮮の労働党の金養建統一戦線部長が、29日から2泊3日間の日程でソウルを訪問する。
イ・ジェジョン統一部長官は、28日、ソウル・三清洞、南北会談本部で緊急ブリーフィングを開いて、”南北終戦宣言の移行を中間評価して、今後の推進方向を協議して、南北協力事業の関連現場の視察を目的に、金部長を招待したようだ”とこのように明らかにした。

イ長官は、”北側が27日夕方、金部長を含む5人が今月 29~12月1日までの 3日間、公開訪問するという意思伝達をして来た”といい、”私とキム・マンプク国情院長は、南北首脳会談と南北総理会談の期間に、北側で南北関係を総括する金部長のソウル訪問を要請したようである”と言った。

金部長のソウル訪問を要請したことと関連し、イ長官は,
“首脳会談を通じ、南北関係がこれまで発展過程を経て、非常に新しい段階に入り、米朝関係も積極的な変化の段階に入って行くという判断であると”と明らかにした。

引き続き、”北側で南北関係を総括する責任者として、韓国に訪問することは色々な面で良いという判断の下、招待することになった”いい、”但し、金部長が訪問する場合、公開的な訪問だったら良いという意思を表明した”と言った。

しかし、対南事業を総括する金部長のソウル訪問において、政府の主張をそのまま受け入れない雰囲気がありありとみえる。終戦宣言移行のために、関連施設を訪問するといえども、関連事業に専門性がない統戦部長が、現地施設を見て回ることも理解されない部分だ。

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また、韓国大統領選挙までもうすぐの時点で、北朝鮮の対南事業の責任者である統一戦線部長が、公開的にソウルを訪問することにおいて、一部では、今回の大統領選挙に影響を与えようとするのではないか、と言う疑惑も垂オ立てられている。

ユ・ホヨル高麗大学北朝鮮学科教授は、これに対して、”北朝鮮が韓国大統領選挙に関心が多い、統戦部長が直接、雰囲気をよく見ようとすることもあり得る”とし、”各党の候補たちに直接会うことはできないが、キャンプ関連者たちを直間接的に会うこともできる”と言った。

引き続き、”去る首脳会談で首脳たちが随時に会うことに合議しので、金泳南最高人民会議常任委員長の答礼訪問のための事前協議の段階であるかも知れない”と分析した。

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これと共に、27日から平壌で開かれている、南北国防相会談でキム・イルチョル人民武力部長が予想外に、”南北首脳の方たちが明らかにした’終戦宣言’のための、軍事政府間の努力が必要だ”と言う立場を明らかにしたことと関連があるのではないか、という分析もある。’終戦宣言’ の推進と係わった金正日のメッセージと一緒に来るのではないかという見方だ。

金部長は金国情院長と一緒に、去る7月、南北首脳会談を成功させた主役で、韓国側でも広く知られた事がある。金部長は、会談の成功だけではなく、両側の首脳間会談でも金正日の横に単独陪席し、厚い信任を確認した。

北朝鮮、統一戦線部長の韓国訪問は、2000年 ‘6.15共同宣言’ 直後の 9月、当時、キム・ヨンスン労働党対南秘書兼統一戦線部長が、済州島を訪問した以後二回目だ。

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イ長官は、”今回の期間で、高位当局者及び経済人に会って、終戦宣言の移行問題を協議するようになること”といい、”終戦宣言で合議した、朝鮮協力団地建設の3通問題の解決など、経済協力事業に必要な現地を視察することで共感を得ていく”と言った。

これによって、金部長一行は、開城を経由してソウルに入って来る陸路訪問に合議したことが知らされた。彼ら一行は29日、午前9時30分頃、トラサン韓国側の出入事務所(CIQ)に到着し、ソウルには、10時30分頃到着する予定。迎接はイ・カンセ統一部次官とソ・フン国情院第3次長がする。

金部長の青瓦台訪問の可能性に対して、イ長官は、”金部長は金正日総書記の特使資格ではない”と言いながらも、”大統領の日程を考慮して決める”と言って、訪問の可能性はありそうだ。

イ長官はまた、”具体的な日程は当日彼らが到着し、協議して決める予定であり、金部長に対する韓国側のカウンターパートは私とキム・マンプク国情院長”と言い、”初日の公式会談も私と金部長の間で開き、以後、金国情院長と会談を持つ予定”と言った。

引き続き、’北朝鮮の核問題と人権問題が会談の議題に論議されるのか’と言う質問には、”当日、金養建部長一行がソウルに到着してから、具体的な論議になるだろう”と直答を避けた。

一方、金養建部長と共に来る北朝鮮側のメンバーは、チェ・スンチョル統戦部副部長と、ウォン・ドンヨンアテ委室長、カン・スリンアテ委室長、イ・ヒョンアテ委参事など の5人だ。彼らの宿所は、広壮洞ウォーカーヒルホテルに用意された。