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開城工団で労働者におやつとして愛されているチョコパイが、最近では論議を呼ぶ存在となっている。

北朝鮮は最近になって、チョコパイではなく現金を要求しており、入居企業によって支給されるチョコパイの数が違い、労働者の間で公平性の問題が提起されていることが分かった。

開城工業団地関係者によると、入居企業の集まりである「開城工業団地の企業責任者会議」は10日に運営委員会を開き、チョコパイの支給量が企業ごとに違う事が経営活動におけるジレンマとなっている事で意見を集めた。

これにより、入居企業は開城工業団地管理委員会の関係者に調整・対策を提案した事が、20日分かった。

入居企業の代表者らによると、一日の支給量が3〜4個から10個までとバラつきがあり、これといった基準もないことから、労働者が待遇において差別と感じる要素があるという。

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また入居企業らは、チョコパイの代わりに現金を要求する北朝鮮当局に対しても管理委員会が明確な立場を表すことを要求し、労働者の成果給、手当て等での基準作りも要求した。

基準がないことから、一部企業では業績が良くないにもかかわらず、他企業との足並み揃えに苦心しているという。