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北朝鮮がW杯アジア3次予選の日本戦で1-0で勝利したが、多くの脱北者が試合を観戦した。

平壌出身の脱北者バク・ギジュ(仮名)氏は16日、デイリーNKに「ゴールシーンでは思わず歓声を出した。やはり朝鮮人は日本人よりも強いと感じた。これまでの鬱憤が晴れるようだった」と興奮した口調で感想を述べた。

2010年に韓国に定着した他の脱北者も「脱北者らが集まって試合を見た。北が勝利したときには、拍手と歓声が上がった」と伝えた。

城北区に居住する脱北者キム・ビョンギ(仮名)氏は、「北に住んでいたせいか、北の人々が勝ったのが嬉しく自負心もある。サッカーで北が勝った事は何よりも嬉しいニュースだ」と言った。

脱北者らのこのような反応は、日本に対する敵対的な感情が影響を及ぼしたものとみられる。日本の植民地支配に対する拒否反応と、何十年に渡って行われた北朝鮮当局の反日扇動と教育の影響によって、脱北者は強い反日感情を抱いている。

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陽川区に居住するチェ・グァンリョル(34)氏は「朝鮮と日本のサッカー対決をTVで見ながら手に汗握り、北朝鮮が勝つことを望んでいた。他の国ではなく、日本との試合で勝ったのだから、我々はよりうれしい」と話した。