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拉致被害者の横田めぐみさんと推定される女性が、2005年まで平壌に居住していたと韓国のマスコミが報道し、日本ではこの真偽について関心が高まっている。北朝鮮当局は、横田さんは1993年に死亡したと主張してきた。

週刊朝鮮は、1977年に新潟県で拉致された横田さんと推定される人物が、2005年まで平壌に居住していた記録を確保したと報道した。これと関連し、日本側は週刊朝鮮に情報共有を要請したと、毎日新聞が7日に報道した。

拉致当時13歳だった横田さんは、大韓航空機爆破事件事件の実行犯の金賢姫が北朝鮮で工作員教育を受けた際に横田さんから工作員教育を受けたと証言し、拉致の事実が明らかになった。北朝鮮は2002年の日朝実務会談で、「横田さんは1993年3月に死亡した」と日本政府に通知した。

週刊朝鮮によれば、北朝鮮当局が作成した平壌市民210万人の資料を分析した結果、横田さんと推定される女性が、2005年に「ハン・ソンG」という名前で日本人の居住地域である平壌市大聖区域ミサン3洞10番で、娘キム・ウンギョン(24)と共に暮らしていた事が分かった。

週刊朝鮮は、この女性が横田さんと生年月日(1964年10月5日)が同じで、娘の名前(キム・ウンギョン)と夫の名前(キム・ヨンナム)などが関連情報と一致すると報道した。

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同誌が入手した情報によると、1987年生まれで金日成総合大学に通うキム・ウンギョンは2人が確認され、1人は横田さんの夫とされるキム・ヨンナム氏が伝えたキム・ウンギョンの生年月日と一致しており、もう1人は10月25日生まれで、1カ月ほどの違いがあった。

同誌は、住民登録等の情報から1ヶ月の違いがあるキム・ウンギョンをハン・ソンGの娘と推定している。