2008年建国60周年を記念する準備委員会が20日に発足した。
準備委員会はこの日、ソウルプレスセンターの19階で記者会見を開き、建国60周年を迎える来年8月15日を記念して、大韓民国の建国の自負心を高めるための記念事業を行うと明らかにした。
準備委員会の共同準備委員長はカン・ヨンフン元国務総理、イ・インホ元ロシア大使、パク・ヒョジョンソウル大教授が共同で引き受ける。顧問はソン・ジン建国会会長などの5人、準備委員はパク・セイルソウル大教授、リュ・グニル元朝鮮日報主筆などで構成された。執行委員長はキム・ヨンホ聖信女子大教授が任命された。
準備委員会はこの日、説明文を通じて、“建国60周年の歴史は、大韓民国を捐毀しようとする人々が言うように恥辱の歴史では決してない”と述べ、“この60年間は独裁と不義を正義と民主主義で乗り越えていく不屈の意志が花開いた成功の歴史”と語った。
更に、“大韓民国の建国が統一国家ではなかったという理由だけで、この60年間の発展を批判することは、建国の民族史、文明史の意味をきちんと評価することができなかった偏った歴史意識の所産”と主張した。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面イ・インホ共同準備長は、建国記念事業の推進の意義について、“私たちは苦労して国を建て、誇らしい民主主義独立国家になった”と述べ、“国が分断されているため、統一問題にあまりに集中したため、この間、私たちが暮らしている国が生じたこと自体の意味を忘れている”と語った。
準備委員会は今後、建国に対する研究を集大成した論文集’建国60年の再認識’と、’建国60年記念画譜集’の出版をはじめとし、’建国慶祝音楽会と文化芸術祭’など、多様な記念行事を開く計画だ。
また、建国60周年記念行事を全国民の祭典にするため、‘建国60周年記念事業準備委員会’と別に、‘建国記念事業財団’の設立を推進する予定。