ジョン・ハムレ米戦略国際問題研究所(CSIS)所長は1日に開催された『コリアグローバルフォーラム講演(統一部主催)』で「6カ国協議の開催は北朝鮮が合法的な道を進めば支援もするという目的だったが、北朝鮮は挑発によって失敗の道を進んでいる」と述べた。
「今の状況で金正日ファミリーは、自身の体制が滅びて 破壊されているということを正確に理解できていない」と語った。
また「北朝鮮は、失敗した政権で周辺国家をしばしば威嚇しているが、結局は崩壊し解体されるだろう。もちろん北朝鮮の崩壊ドラマがどのように広がるのか予測は困難だが、北朝鮮政権は軍事的挑発では体制問題を解決できないことを知るべき」と強調した。
「北朝鮮の威嚇にはメリットがない。威嚇には対応があることを明確にすべきだ。北朝鮮の挑発行為で韓米はより一層近づいた。韓米は戦争すべき状況になれば戦争をする。そして勝利するだろう」と話した。
ハムレ所長は、「軍事的挑発をすれば適法な国になれない。合法的な行動をしてこそ合法性が得られる。北朝鮮の核問題解決の唯一の道は、北朝鮮を合法的な国家にし軍事的威嚇から抜け出すことだ」と述べる。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面「北朝鮮と対話すべき」という意見については「北朝鮮は現在対話の準備ができていない。正当な国際社会の一員と認められるための努力をしているようには見られrない。自らを破滅させる行動をしている状況では対話はしにくい」と指摘した。