北朝鮮の平壌で4日、『10万軍民大会』が開催され、「韓国軍の好戦的スローガン」に対して前人民的な報復に出る」と訴えた。
朝鮮労働党の機関紙『労働新聞』は5日、平壌の金日成広場で『李明博(イ・ミョンバク)輩党の罪を断罪し、糾弾する10万軍民大会』が4日に開催されたと報道した。
新聞に掲載された「無慈悲な報復聖戦で、逆賊輩党を一掃し、祖国統一の偉業を成し遂げよう」との記事で、「1000万軍民の無慈悲な銃隊で、李明博逆賊輩党の特大型挑発行為を踏みつぶすと宣言した朝鮮人民軍最高司令部スポークスマン声明に接した、全国の軍隊と人民は敵に対する一千百倍の復讐心と滅敵の思いで心臓を燃やしている」と伝えた。
また、「平壌市軍民大会は、偉大な指導者金正日同志の周りに一致団結し、先軍の銃隊で我が方法の社会主義を堅固に守護し、階級的敵との対決戦で最終勝利を成し遂げ、祖国統一と主体の強盛大国建設偉業を輝くように実現する1000万軍民の革命的意志を力強く誇示した」と主張。
朝鮮人民軍を代表して演説したチャン・ジョンナム(朝鮮人民軍将領)は、「逆賊輩党が、傀儡軍『白骨部隊』をはじめとする前方部隊の軍事施設物と周辺道路の案内看板、さらには壁にまで、我らの最高尊厳と我らの体制、我が軍隊を傷つけ、冒とくするスローガンを書いて唐閨A垂れ幕を掲げることは、我々に対する露骨な正面挑戦であり、なんとかして戦争の火種をさく烈させようとする新手の宣戦布告だ」と主張。
同時に「天下に二つとない対決狂信者が、我々に戦争まで辞さない極端の挑発をあえて仕掛けてきた以上、北と南の間には、たった一つ火が飛び交う物理的な清算だけが残っている」と威嚇。
青年学生代表として演説した青年同盟中央委員会リ・ヨンチョルは、「我が社会主義体制を拒否することも出来ず、無礼にも空を指差す李明博逆徒と軍部(韓国軍)の無頼漢の無分別な対決妄動が世界を驚愕させている。白頭山将軍のお膝元で度胸を育て、烈士が譲り渡した革命の武器をがんじょうに握り締めた先軍青年前衛の大部隊がある」と話した。
労働者を代表して参加したフンニョン炭鉱長のキム・ホチョルは、「全労働階級は、絶対に許されない特大型挑発行為を敢行した李明博逆賊輩党を、銑鉄で踏みつぶす覚悟にあふれている」と朝鮮人民軍最高司令部スポークスマン声明を全面的に支持すると訴えた。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面農民代表の万景台(マンギョンデ)区域野菜専門農場管理委員長キム・ヨンボクは、「逆賊らを懲罰しないなら、民族がより大きい災いにあうのは火を見るように明らかだ。我が人民の憎しみは、天をつき、我々の忍耐力にも限界があることを逆賊輩党は、はっきり知るべきだ」と主張した。
この日の大会には、崔永林(チェ・ヨンリム)内閣総理、金英春(キム・ヨンチュン)人民武力部長、金己男(キム・ギナム)・崔泰福(チェ・テボク)党秘書、楊亨燮(ヤン・ヒョンソプ)最高人民会議常任委副委員長、金正角(キム・ジョンガク)軍総政治局第1部局長、金養健(キム・ヤンゴン)、崔龍海(チェ・リョンヘ)党秘書などが参加した。
また、朝鮮労働党、武力、政権機関、社会団体、省、中央機関職員、朝鮮人民軍、朝鮮人民内務軍将兵、科学、教育、文化芸術、保健、出版報道部門の職員、市内勤労者や青年学生が参加したと伝えた。