李明博大統領は23日、「延坪島砲撃時に反撃出来なかったのが、大変に悔やまれる。腸が煮えくり返るほどに苦しい」と発言したという。
これは、23日の国会の国防委員会委員らとの大統領府での午餐での発言である。
出席者らによると、李大統領は「北朝鮮の延坪島砲撃時に（国防改革案に含まれている）合同軍体制であれば、韓国軍が北朝鮮を攻撃出来たはずだ。国民や兵士が被害を受けた点に対して、まだ、怒りが収まりきらない。北朝鮮への腹立たしさは、未だに我慢できない」と話した。
「延坪島事件勃発直後に、即座に連合司令部の地下バンカーに向かい『北朝鮮を攻撃しなければならないのではないか』と言ったが、交戦規則上、打撃は出来ないと言われた。北朝鮮の韓国への攻撃は交戦規則違反であるのに、交戦規則によって北朝鮮への反撃が出来ないのは残念だ」と発言したと、出席者が伝えた。
この他にも「中国政府から聞かされた内容だが、中国は、北朝鮮に再び挑発を敢行すれば、韓国は必ず報復を行うだろうとの内容を伝えたという」との発言も行った。
人気記事：「女性１６人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面また、中国は、北朝鮮が挑発を再び行うなら、北を援助しない意志を韓国政府に通知したとの内容を述べた。