北朝鮮国営の朝鮮中央通信は25日、国内で多様なエネルギー資源の開発が進んでいるとする記事を配信した。
同通信によると、黄海北道(ファンヘブクト)の黄州(ファンジュ)郡では、郡内の電力需要の30%を無煙炭ガスと籾殻(もみがら)ガス、太陽光による発電システムで生産しており、道内の多くの単位で太陽光とメタンガスによる電力生産技術を導入しているという。
また「黄海南道(ファンへナムド)内の複数の郡でも、太陽光と風力、無煙炭ガス化による発電システムを確立して電力需要を満たしながらも、地元に多い籾殻やトウモロコシの果穂(かすい)の芯のような生物質(バイオマス)による電力生産方法を取り入れて成果を収めた」としている。