北朝鮮が外資誘致を目的に、羅先特別市の集団マイカー観光を許可し、中国人観光客に開放した。中国人の自家用車での大規模な北朝鮮観光は、今回が初めてだ。
中国新聞網によると、この日朝6時に中国人観光客らは、自家用車に「朝鮮自家用車体験旅行」という印を付け、吉林省長春から2泊3日の北朝鮮旅行に出発した。
観光客を募集した吉林省中国青年旅行社の江浩さんは、「吉林省の青年実業家や旅行代理店代浮など約90人の観光客が、24台の車で北朝鮮の羅先特別市に出発した」と話した。
観光客は、この日午後に羅先に到着し、羅津港と羅津湾を見学した後、金日成も訪れたという海岸町と、望海閣を観光した。北朝鮮は観光客の子供たちの公演を準備したと伝えられた。
中国人観光客は、11日午後に北朝鮮を出発し、吉林省に復帰する予定だ。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面これに先立ち、中国人観光客らは、先月29〜30日に北朝鮮、中国、ロシアの3ヶ国の合意によりビザなし旅行が許可され、羅先市やロシアの観光も行っている。