韓国政府は、北朝鮮の国防委員会が「南を相手にしない」との内容の声明を発表したことについて、遺憾の意を表明した。
外交通商部のチョ・ビョンジェ報道官は、31日の定例ブリーフィングで「北朝鮮がかなり強く出てきたことについて、失望を感じた」と述べた。
「今は北朝鮮が対話に誠意を持ち、変化の努力を見せなければならない時。北朝鮮に対する基本的な原則を継続的に堅持して行く」と強調した。
米国に続いて、EUが北朝鮮に食糧評価団を派遣することと関連し、「EU代表団が北朝鮮に行く問題では、十分な意見交換があった」と説明した。
他の政府当局者は「これまで北朝鮮が行なってきた南北関係で自らの立場を貫徹するために、対話と圧力を並行してきた事の延長線上としか思えない」という反応を見せた。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面北朝鮮の国防委員会は、30日、朝鮮中央通信を通じて韓国政府を相手にしないと述べ、東海の軍通信回線を遮断し、金剛山観光地区の通信連絡所を閉鎖するという内容の声明を発表した。