人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

4月末、北朝鮮が韓国漁船を拿捕しろという指示を下した機密情報が明らかになったが、現在のところ、北朝鮮の特異動向はないと伝えられた。

6日現在、海軍関係者によると、海軍当局は西海北方境界線(NLL)だけでなく、東海上付近で北朝鮮警備艇などによって韓国漁船が拿捕される可能性があるという機密情報を入手し警戒態勢を強めているとのことだ。

同係者は、記者に「北朝鮮海軍の動きを注視しながら、韓国の漁船にも北方境界線を越えないように注意を与えている。しかし、現在までに北朝鮮軍の特異動向はないと把握している」と明らかにした。

「北朝鮮が、去る2月NLLを越えて漂流して救助された31人の北朝鮮住民のうち、亡命した4人を送還しないことに対する報復の意味で、韓国漁船を拿捕しようとしていると聞いている。しかし、海軍内では、実際には拿捕の可能性は少ないと見ている」と強調した。

また、「3日に実施された海兵隊の海上訓練に北朝鮮軍が敏感に反応しているので緊張は緩めていない。西海上だけでなく東海上でも、韓国漁船を拿捕の可能性は排除できないだけに同海上の警戒も強化している」と話した。

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

一方、先月26日に北朝鮮沿岸警備艇一隻が西海上にある牛島(ウド)と延坪島(ヨンピョンド)の間の北方境界線を越えてきたが、韓国海軍の警告射撃を受けて帰った。この時は、韓国海軍高速艇が即、出動。3回の警告通信後に、40ミリ機関砲8発で警告射撃を行ったが、北朝鮮警備艇は対応射撃をせずに9分後に帰った。