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中国と国境を接する北朝鮮の両江道(リャンガンド)で、軍兵士らが民間人を襲う事件が続発していると、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えている。

現地消息筋がRFAに語ったところでは、道内の金亨権(キミョンゴン)郡で3月中旬、2人の兵士が民家に侵入し、変圧器を盗んだ。さらに、住人である20代女性と鉢合わせした兵士らは彼女に襲い掛かり、性的暴行を働いたという。

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翌日、被害者の告発を受けた当局が捜査を開始し、犯人らは間もなく逮捕された。

また、道内の大紅湍(テホンダン)郡でも同月、覆面をかぶった兵士らが民家に盗みに入り、後に逮捕された。

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消息筋によると、現地住民らは「最高司令官(金正恩党委員長)の軍隊が犯罪集団に転落した。山賊のようだ」と非難しつつ、恐怖に震えているという。

北朝鮮軍では上層部の横流しにより末端兵士の食糧が不足しているとされ、飢えに耐え切れなくなった兵士が強盗や窃盗に走る例が珍しくない。