北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は12日、労働党の活動家は「人民の要求と利益を全ての活動の絶対的な基準にすべき」とする署名入りの論説を掲載した。朝鮮中央通信が伝えた。
同紙は11日、労働党に対する忠誠を促す論説を掲載した。今回の論説では、党は大衆の要求に応えなければならないと主張した。
論説は、「活動家が受け持っている職務には、党の信任と人民の期待がこもっている」と述べた。
また、「人民の要求を最優先、絶対視してこそ、全ての活動で成果が収められるということは金日成主席と金正日総書記がわれわれの活動家に一生、実践的模範で教えた真理であり、こんにち、朝鮮労働党の革命指導が刻み付ける哲理である」と強調した。
そのうえで、「人民の要求、人民の意思を理想と目標の絶対的基準にして闘っていく活動家だけが、祖国の富強・繁栄と人民の幸福のための立派な結実をもたらすことができる」と主張した。