北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞や内閣機関紙・民主朝鮮は8日、 「3.8国際婦人デー(国際女性デー)」110周年に際して社説を発表した。朝鮮中央通信が伝えた。
1910年、デンマークのコペンハーゲンで開かれた国際社会主義者会議で、米国で女性労働者が婦人参政権を要求してデモを起こした日(1904年3月8日)を「女性の政治的自由と平等のためにたたかう」記念日にするよう提唱された。1975年、国連は3月8日を国際女性デーとして記念することを始めた。
労働新聞は、「党政策決死貫徹の気風と自力更生の革命精神、几帳面で根気よく、勤勉な活動気風を積極的に発揮して社会主義強国建設の活路を切り開くうえで一役大いに買っているのが、わが女性である」と述べた。
また、「わが女性は、富強祖国の建設に血と汗をことごとくささげていく熱烈な愛国者である」「わが女性は、温かい愛と情で社会主義大花園を美しく培っていく園芸師である」などと強調した。
民主朝鮮は、「全ての女性は必勝の信念に満ちて社会主義祖国の富強・繁栄を目指して力強く前進しよう」と主張した。
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