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白頭山火山と関連した南北の専門家会議が29日に、韓国のムンサン南北出入事務所で行われる予定。北朝鮮の今回の会議の提案は、天安・延坪島問題を避ける為の平和攻勢と解釈されるだけに、今後の南北関係を念頭に置いた融和攻勢が予想される。

一方、韓国政府は今回の会議に大きな意味を付与していない。北朝鮮は、地震局長名義の通知文で白頭山火山の共同研究や現地調査、学術討論会などの協力事業の推進協議を提案しているだけであり、これに見合った対応をする計画だ。

チョン・ヘャ涛揶齦買Xポークスマンは28日の定例ブリーフィングで、「共同研究や討論会などと関連した民間レベルの協議が行われるものと期待している」と明らかにしており、南北関係の雪解けムードへの発展を考えていない。

同報道官は「会議が滞りなく安全に円滑に行われる様に支援を行う」という立場を明らかにした。

韓国政府は、民間の専門家会議を優先的に行い、必要に応じて当局間会談へ拡大する事は可能であるとの立場を明らかにしたが、南北間の難題が山積みの状況で行われる可能性は希薄である。

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北朝鮮は天安艦事件から1年が経過した現在も、韓国政府による『大捏造劇』として調査結果を否定している。韓国政府は天安艦問題の解決を対話再開の前提としており、北の誠意ある態度への変化が優先させるべきとの態度を維持している。

しかし、北朝鮮が韓国政府の立場とは関係なく、今回の会議で人道的支援、政治的な問題を提起する可能性もある。

統一研究院のチェ・ジンウク北朝鮮研究センター所長は、デイリーNKとの通話で「北朝鮮は白頭山火山会議で成果を得るよりは、積極的な平和攻勢を行うだろう」と予想した。

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「天安艦事件、金日成誕生日の行事などから、4月以降の5月に南北対話の開催を念頭に置き、白頭山会議を行うと考えられる」との見通しを示した。