北韓戦略センターのカン・チョラン代表は「金正日は親衛隊を大量に作ったが、経済難がこのような特殊層の崩壊を招いている」と主張した。
同代表は社団法人セーブNKが主催した討論会に出席し、「特別な恩恵を受けれなかったエリートグループも、金正日を支持していない」とし、長引く経済難の影響から最上部以外の層からの不満が噴出していると示唆した。
「このような状況で北朝鮮に再び大規模な支援を送る事は、金正恩の後継を後援する事になる。韓国の政治家たちは北朝鮮の崩壊を望まないと言うが、北朝鮮住民は北朝鮮の崩壊を望んでいる」と述べた。
討論会に出席したヒョン・インテク統一部長官は、南北の平和的統一における市民社会の役割の重要性を強調した。
同長官は「西ドイツの成熟した市民意識は、東ドイツ住民の民主主義への熱望へと拡散され、平和統一を実現した。朝鮮半島の統一は、韓国と北朝鮮の住民が主導で行われる必要があり、統一を主導していくという願いは、統一を導いていく強固な力になるだろう」と話した。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面「韓国政府が北朝鮮の非核化を促しているのは決して対北強硬策ではなく、圧迫でも無い。北朝鮮住民を貧困から救う為の案であり、共存と共栄を図るためだ」と強調した。