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先月5日に越南した住民31人の中で亡命意思を明らかにした4人の北側家族が、連座制によって処罰受ける可能性を高いと予想される。

北は現在、亡命意思を明らかにした4人とその家族の対面を主張、韓国に31人全員の送還を要求している。しかし、韓国政府は亡命者の自由意思を尊重するという人道的原則により、北に送還要求を受け入れない立場を明確に明らかにしている。

また、国際的な慣例からも亡命者と家族間の対面を要求している北の要求も受け入れることができないという方針だ。これに伴い、南北は今後、亡命者の送還問題で引き続き神経戦を行うと予想される。

しかし、今回の懸案は人道的懸案に該当しており、北もこの問題で長期的に韓国と対立するのは難しいと予測される。亡命者送還問題を対南対話攻勢の一環として活用すると思われる。

北朝鮮当局は、残された家族と親戚に対する報復として、亡命者への処罰を負わせるものと思われる。対外的に処罰を公式化することはできないが、内部住民に見世物的な意味で処罰を行い内部の宣伝・教養に活用する可能性が高い。

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高位級出身の脱北者は、デイリーNKとの通話で「北朝鮮が4人を家族と対面させようとしているのは、考えを変えない場合には家族はタダでは済まないという脅迫である。北朝鮮は卑劣な方法で、4人の考えを変えようとしている」と指摘した。

「亡命意思が明らかになった4人の家族は、連座制によって政治犯収容所に連行されるのは100%だ。4人は共和国を捨てた民族の反逆者という烙印が押され、この烙印は家族にも押される事になる」と説明した。

直系家族の両親や兄弟は政治犯収容所に連行され、親族らは越南した人物の家族とい烙印を押され、徹底した監視と統制、社会的な差別を受けることになる。最近では中東の民主化と関連し統制が強化されており、強い処罰を受ける可能性があると思われる。

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北朝鮮では家族の中で韓国への亡命者がいる場合、社会・政治的な面で最も扱いが悪くなる。

ある脱北者は「家庭に脱北者がいる場合、労働党への加入が不可能で、居住、進学、職業選択などで激しい差別を受けることになるが、今回はもっと深刻な差別を受けるだろう。4人が家族との対面を拒否したのを口実に、北に残った家族に対する弾圧はより一層激しくなるだろう」と話した。

また、北朝鮮当局は韓国当局を非難する目的で、亡命者の家族を活用している。

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北朝鮮の祖国平和統一委員会が運営するウェブサイト「我が民族同士」は、9日に亡命者家族のインタビュー記事を特集で掲載した。彼らは韓国当局が亡命者に対して工作を行ったと非難、家族の送還を要求した。