北朝鮮の内閣などの機関紙・民主朝鮮は7日、韓国の軍備増強の動きを非難する論評を掲載した。朝鮮中央通信が伝えた。
(参考記事:韓国専門家「わが国海軍は日本にかないません」…そして北朝鮮は)論評は、韓国軍が偵察衛星や早期警戒機、ステルス戦闘機などの導入を進めていることに言及。「これは朝鮮半島の恒久的かつ強固な平和を望む全同胞の志向と念願に対する挑戦であり、朝鮮に対する露骨な挑発である」と非難した。
論評は続けて「北と南が平和・繁栄の道を進むと確約した以上、朝鮮半島情勢緊張の根源となっている外部勢力との合同軍事演習と外部からの戦争装備の搬入も完全に中止されなければならないというのが、われわれの確固たる立場である」と強調。
「南朝鮮軍部は、時代の流れに逆行する武力増強策動がもたらす破局的結果について熟考」すべきだと主張した。