北朝鮮で口蹄疫が発生し、防疫非常事態になったことが分かった。
韓国政府当局者は18日、「北側地域で昨年末から口蹄疫が発生したという情報がある。北朝鮮は軍部隊などを動員して全国的に牛や豚農場に対する消毒を強化していることがわかった」と話した。
他の当局者も「北朝鮮を訪問した日本人からも北朝鮮で口蹄疫が発生したという話を聞いた」これに伴って、北朝鮮は防疫において非常事態になったと伝えられた。
これに関連して、中央日報は北朝鮮軍は最近、平壌市近隣で口蹄疫が発生するやいなや、兵隊を投入して主要道路に臨時検問所を設置し、検問を強化などを通じて、住民たちの移動を最小限にしていると報道した。
韓国政府当局者は「北朝鮮では口蹄疫を消毒する石灰や検疫の薬品・装備が不足しており、検疫活動を正しくできないようだ。また、他の地域で口蹄疫が伝染したり鳥インフルエンザ(AI)が発生した情況はない」と中央日報に話した。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面昨年末、日本国内の北朝鮮人権団体の「救え!北朝鮮の民衆/緊急行動ネットワーク(RENK)」の李英和代表は匿名の北朝鮮内消息筋の証言を引用し、平壌市、江東郡、九賓里で口蹄疫が広がっているという事実を確認したと伝えたことがある。