人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

今月18日から開かれる米中首脳会談で、北朝鮮問題は主要議題で議論される予定が、果たして米中がどのような合意を引き出すのか注目だ。

ドニロン・ホワイトハウス国家安保補佐官は14日(現地時間)、記者会見を通じて「安保および政治懸案の中で北朝鮮問題が断然の『最高議題』になるだろう。北朝鮮問題は言うまでもなくオバマ政権開始時から、重要な論点であり、ここ何ヶ月間の北朝鮮の挑発のため、より一層重要になった」と明らかにした。

外交界では、昨年は北朝鮮による天安艦事件と延坪島砲撃などで朝鮮半島が緊張し、対話が完全に中断されただけに、米中は今回の首脳会談で朝鮮半島問題を解決するための中身のある協議がなされるだろうとの大まかな見方が出ている。

まず、米中は首脳会談で北朝鮮の非核化に向け、6カ国協議の会談再開条件の用意のための協議が中心となると見られている。

中国は、朝鮮半島の緊張緩和のための6カ国協議再開に重きを置いて、米国をはじめとする周辺国に対して積極的に条件作りの準をすると見られる。特に、今年のはじめの北朝鮮の対話提案を肯定的に評価し、対話が再開されるべきだという点を強調するものと見られる。

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

中国の胡錦濤主席は16日、ワシントン・ポスト(WP)等との書面インタビューで「中国は対話と協議を通した平和的方法で朝鮮半島に非核化の成立することを支持する。関連当事国が6カ国協議再開のために積極的な措置を取り、環境を作り出すこと期待する」と明らかにした。

ヒラリー・クリントン国務長官は14日、国務部の演説で「中国は北朝鮮の同盟国であり、6カ国協議の議長国として北朝鮮の行動を制御するのに特別な役割を持っていると強調してきた。中国が非常に建設的な役割をする時、北朝鮮に明らかなメッセージを送ることができるだろう」と明らかにした。


キム・ヨンャ投O交通商部スポークスマンも17日、定例ブリーフィングで「胡錦濤国家主席の訪米で、北朝鮮の真正性ある態度変化と関連した問題が重点的に扱われることを期待する。中国政府が指導的な国家として、この地域で平和と安定、非核化のための責任ある役割を期待する」と明らかにした。

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

しかし、米中は非核化のための対話再開という大きな枠組みでは、立場を共にするが、対話再開条件に対する立場の差を見せており、いかなる合意を引き出すのかが、注目される。中国は朝鮮半島安定のための対話再開を、米国は対話再開に先立ち、再挑発防止と非核化をなど北朝鮮の真正性ある態度変化がなければならないということを強調する可能性が高いためだ。

特に、中国は、北朝鮮の態度の変化に関して、最近一連の対話提案を強調しつつ、韓国がこれに応じなければならないという立場を見せるだろう。中国は北朝鮮の対話提案が現状況を好転できる、肯定的な信号と評価している。

ユン・ドクミン外交安保研究院教授は「首脳会談の性格上、具体的な懸案に対して協議を成し遂げるのは難しく、米中関係の回復次元で朝鮮半島情勢と関連する大きな枠組みで話がされるだろう。非核化を実現するために南北対話をしなければならないというメッセージを伝達するだろう」と展望した。

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

外交消息筋は「米中首脳会談で、非核化に関連した南北関係が改善されるべきという話が出てくる可能性が高いだけに、このような議論の結果で、韓国政府も対話再開の圧力を受けるだろう」と話した。