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北朝鮮が南北当局間の無条件での会談開催を提案した。

5日の朝鮮中央通信によれば、北朝鮮は「朝鮮民主主義人民共和国政府・政党・団体連合声明」を発表し、「実権と責任を持った当局間の会談を、無条件で早急に開催することを主張する」と提案した。

「私たちは対話と交渉、接触で緊張の緩和と平和、和解と団結、協力事業を含む民族の重大事と関連した全ての問題を協議・解決していくだろう」と明らかにした。

声明は「北と南が向かい合って座れば、誤解と不信も解け平和と繁栄のための方法を虚心坦壊に議論できるだろう。私たちと手を握り共に歩んでいく人ならば、過去を問わずいつ、どこで、誰でも会う用意がある」と強調した。

「私たちは南北関係を解決する為に、当局でも民間でも、与党でも野党でも、進歩でも保守でも南朝鮮当局を含む政党、団体と積極的に対話し交渉する。北と南は何であれ6.15の流れを継続させ、21世紀の新しい10年代を、民族の悲劇にケリをつける希望の連帯に、統一と繁栄の連帯で輝かせなければならない」と付け加えた。

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特に「南北関係改善の雰囲気を作るために、互いが誹謗重傷を中止し相手方を刺激する行動をしないことを提起する。誹謗重傷と刺激的な行動は南北関係を害する火種で、軍事的衝突を誘発しかねない危険な導火線」と話した。

北朝鮮は毎年1月に形式的な政府・政党・団体連帯会議を経て、当該年度の対南政策の方向を声明形式で発表している。だが、李明博政権発足の2008年からこれを中断した。

これに対して統一部当局者は「過去の対南攻勢のレベルの主張と大きく変わらない。北朝鮮が要求した対話には、天安艦事件と延坪島砲撃挑発などに対する北側の真の態度の変化が必要」と強調した。

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「過去にも北側は連合声明を通じて対南宣伝攻勢次元での主張を行っている。今回の声明も統一戦線次元である」と述べた。