北朝鮮の朝鮮中央通信は14日、金正恩党委員長が同日、シリアのバッシャール・アサド大統領に「シリア是正運動」の48周年を記念する祝電を送ったと伝えた。
(参考記事:第4次中東戦争が勃発、北朝鮮空軍とイスラエルF4戦闘機の死闘)是正運動とは、1970年11月13日に現在のアサド現大統領の父であるハーフェズ・アサド前大統領が、バース党内で無血クーデターを起こし、政治・経済改革を行った「矯正運動(矯正革命ともいう)」を指すと見られる。
金正恩氏は祝電で「シリア人民は是正運動以降、イスラエル侵略者に反対し、自主的で繁栄する新しい社会を建設するための闘争において大きな成果を収めた」と指摘。続けて「私はこの機会に、敵対勢力の策動を粉砕し、国の自主権と安全、領土保全を守るための貴国政府と人民の正義の偉業の遂行においてさらなる成果があることを心から願う」と述べている。