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パク・エラは1947年4月11日、ソウル市の麻浦(マポ)区で生まれた。麻浦と言えば今でこそソウル市内の中心部に位置するが、当時は町はずれのスラムだった。母親は著名な芸術家だった。3歳の頃、朝鮮戦争が勃発した。母子は戦火のソウルを逃れ、軍事境界線にほど近い山奥の村に住む親類の元に身を寄せた。1953年7月に停戦協定が結ばれたころ、母子の暮らす家は北朝鮮領になり、自動的に北朝鮮の公民となった。

パク・エラ
パク・エラ

北朝鮮政府の宣伝活動に携わることになった彼女は、後にこんなことを語っている。