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北朝鮮が金正恩の後継体制を安定させるために2011年にウラン弾をはじめ、第三次核実験の可能性があるという分析が出された。

外交安保研究院は23日に発刊した「2011国際情勢の展望」を通じて「北朝鮮は(6カ国協議などで)核交渉の停滞や3代権力世襲の過程で、国内の政治的な進歩が必要な場合は、核実験を行う可能性がある」と分析した。

「2009年の5月2回の核実験を通じて得たデータをもとに、プルトニウム爆弾をより洗練化させるために3回目の核実験が必要な状況だ。対外的効果を極大化するために、ウラン爆弾実験の可能性もある」と強調した。

「金正日の健康問題、経済危機、食糧難、体制危機など、多くの難題を抱えていることから今後の3代世襲と強盛大国の建設に向け、核武装を強化し核危機を助長する可能性が高まった」と付け加えた。

「北の核能力を強化によって6カ国協議の停滞は継続」

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これにより、金正恩への権力継承の過程で北朝鮮が核能力を増強する可能性が高く、2011年の非核化のための6カ国協議は相当な期間、膠着するだろうと研究院は予想した。

研究院は「北朝鮮のウラン濃縮施設の公開によって、さらに悪化した北朝鮮の核問題解決に向け2011年に6カ国協議が再度開かれるかもしれない。しかし、延坪島砲撃の波及の長期間の持続と北朝鮮が核武装の強化を公言したことによって、2011年も6カ国協議の停滞が続くだろう」と見通す。

「北朝鮮は6カ国協議の参加を通じて非核化を示唆しながらも、内部的には核武装力を持続的に強化し、事実上の核保有国の地位を認めるよう要求するだろう。これに国際社会は、既存のプルトニウムよりも先日に公開されたウラン濃縮プログラムの稼働の中止に集中することから、年内に成果を出すのは難しい」と付け加えた。

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これと共に「米中対立の国「も北朝鮮の核政策環境の変化の重要な要因だ。中国が北朝鮮の非核化よりも、北朝鮮体制の安定化と権力世襲を重視している状況で、米中間の葛藤が深刻化されれば、北朝鮮の核問題の解決に否定的な影響を与える可能性が高い」と強調した。

「2011年の北はいつでも軍事再挑発の可能性」

研究院はまた、後継者を安定させるために、北朝鮮が延坪島砲撃に続いて追加的な挑発をする可能性があるとみている。

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研究院は「北朝鮮は後継告}を定着化するための対外環境の整備と、住民生活の安定への大規模な支援を必要としている。対南接近を強化する可能性もあるが、権力世襲過程で南北間の軍事的緊張局面を作りだし、政治的な突破口とするかもしれない」との見方を示した。

「2011年は北朝鮮が南に接近する傾向であるにもかかわらず、3代世襲の告}を構築する過程で、国内的な必要性から天安艦事件や延坪島砲撃挑発のような軍事的挑発をいつでも再び行う可能性がある」と強調した。

南北関係の展望については「南北関係は、延坪島砲撃などによる衝撃から脱することができないまま政治軍事的緊張関係が続くだろう。北朝鮮の軍事挑発の可能性が常に存在する状況で、朝鮮半島の平和と北朝鮮への軍事的抑止を中心とした政治と軍事的な側面が目立つ」と説明した。

「北朝鮮は後継体制のための対南・対外関係を政治的に活用するだろう。これを通じて権力基盤の強化、住民統制の強化、住民への自負心の付与、経済難による不満の解消など政治的効果を狙うだろう」と付け加えた。

「金正恩の後継体制、体制難・経済難の継続」

これと共に研究院は、2011年に北朝鮮は金正恩の後継体制を固める為に対外関係の改善努力を行う可能性があるが、体制難と経済難が深刻化すると見込んでいる。

研究院は「金正恩後継体制を強化するのが2011年の北朝鮮最大の課題だ。3代世襲の構築は、内部的には非常に複雑な展開過程による政治の渦中で、経済的、社会的問題が噴出されるだろう」という見通しを示した。

「貨幣改革が国内的に深刻な政治・経済・社会的困難をもたらしている状況で、北朝鮮は天安艦事件を断行し対南、対米関係の悪化を招いた。先軍体制下の北朝鮮は、限定的な物資さえも一般的な経済の部分ではない核兵器開発などの軍事経済部門に優先的に配当し、経済難がさらに深刻化されるという悪循環を見せている」と分析した。