北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は18日、日本の右翼活動家らが台湾の従軍慰安婦の「少女像」を足蹴にした問題で、「義と真理、人倫道徳と良心を冒とくする妄動」だと非難する論評を掲載した。朝鮮中央通信が伝えた。
(参考記事:【動画】日本軍に虐殺された朝鮮人従軍慰安婦とされる映像)香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、日本の右翼活動家十数人が5日、台南市の国民党党事務所の前に設置された少女像の撤去を主張し、何度も少女像を蹴る行動を見せた。これに対し10日には、台湾の人権運動家およそ100人が日台交流協会台北事務所の前で激しい抗議活動を展開した。
論評は「日本の反動層が性奴隷犯罪を否定し、むしろその被害者たちを冒とくしているのは正義と真理、人類の良心に対する露骨な挑戦であり、過去犯罪を繰り返そうとする野望の発露だ」と非難した。