大統領府の重要な関係者は12日、北朝鮮の延坪島砲撃における韓国の対応と関連し「北朝鮮が3次砲撃を行っていれば戦闘機で対応する予定った」と明らかにした。
この関係者は12日、記者に向け「当時、私たちは(地下バンカー)この様に決定した」として話した。
「李明博大統領は北朝鮮の1、2次砲撃に『あれどうにかする事は出来ないのか』と数回尋ねた。しかし、合同参謀本部は『民間人の大被害を覚悟しなければならない』と報告した」と、当時の状況を伝えた。
また「北朝鮮が爆撃した当時、戦闘機は離陸しており戦闘準備が完了していたのは事実。砲身が冷える前により積極的に攻撃するべきであった」と消極的な対応であった点を指摘した。
「第1次延坪海戦(1999年)で海軍艦隊司令官が北朝鮮の軍艦を撃沈させたが過剰対応として問責を受けた。その後からは交戦が発生し北側が射撃をしても、韓国軍は押し返す程度の(消極的が)対応になった」と話した。