アメリカのジョージ・ブッシュ大統領は7日、北朝鮮が核兵器を廃棄すれば朝鮮戦争を終わらせて、平和体制を新しく設定することができると言い、去年のベトナムでの’朝鮮戦争終戦’発言を再確認した。
ブッシュ大統領はこの日、シドニーで開かれた盧武鉉大統領との韓米正常会談後、記者たちと会い、”朝鮮半島で戦争を我々が終わらせることができる”と述べ、”我々が平和体制の提案をするかしないかが重要ではなく、すべて金正日にかかっている”と語った。
ブッシュ大統領は”(北朝鮮が)核兵器を無くして、検証可能にしなければならない”と述べ、”その目標に向けて進展している。決定は向こうが下さなければならない”と語った。
ブッシュ大統領は“北朝鮮の指導者が彼らの核プログラムを全て申告し、また全て解体する場合、多くの変化があるだろう”と述べ、“北東アジアで平和体制を新しく設定することになると思う”と明らかにした。
更に、“それ(平和体制)について肯定的に考える。だが、これから我々がしなければならない部分が沢山残っている”と言い、北朝鮮の非核化がその前提条件であることを確認した。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面盧武鉉大統領は“6ヶ国協議が非常に楽観的な展望をするようになり非常に嬉しく、意味があると評価した”と述べ、“ブッシュ大統領が朝鮮半島と北東アジアの平和を作るという戦略的決断の成果であると評価した”と語った。
盧大統領は“去年の11月に、ベトナムでブッシュ大統領が朝鮮半島の終戦宣言に対する意志を表明した”と述べ、“その問題について再び対話を交わし、重ねて朝鮮半島で戦争時代を終わらせ、朝鮮半島の平和体制を作るために、北の核問題が解決すれば、迅速に次の段階に移行できることを確認した”と明らかにした。
引き続き、“6ヶ国協議が順調に進展する場合、北東アジアの多者間安保体制のための協議が行われるということで意見が一致した”と付け加えた。