李明博大統領は14日「北朝鮮が過去にもそうだったように、韓国の方に押し付ける部分があり天安艦事件の謝罪をしないだろう」と話した。
APEC首脳会議に参加するために訪日中の同大統領はこの日、東亜日報とのインタビューで「北朝鮮の仕業であることを信じながらも、政治的な理由から否定する人々もいるが、北朝鮮は彼ら信じているようだが、持ちこたえれば持ちこたえるほど北側が損するだけ」と話した。
「北朝鮮がそのようにすれば、正常な南北関係に支障が生じる。これまで(南北関係が)正常で無かった為、今後は南北関係を正常化するのが重要だ」と付け加えた。
「(南北が)正常な関係ではないが、今までの(南北関係)改善は臨時処置。少し与えれば少しだけ静まった後に騒々しくなり、これを繰り返していた。真の意味で正常化が必要だ」と指摘した。
「(南北が)南北問題に対して不安に思う側面はあるが、私は今が南北関係で最も正常軌道にいると思う。過去のような南北関係を踏襲すれば、永遠に平和が訪れる事は無く、北朝鮮も永遠に貧困から抜け出せない」と強調した。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面北朝鮮の3代世襲関連し「北朝鮮内部の出来事は国際社会に及ぼす影響は大きくないと考えている。金正日がいる限り金正日を中心に考えなければならず、私たちが世襲に対して行き過ぎた関心を持つ理由はない」と話した。
北朝鮮の改革開放関連し「北朝鮮に変われ、開放しろと要求すればかえって変わらず開放もしない可能性がある。中国に習う事を強調する事は同じ(社会主義)体制下の成功事例であり、感情を傷つけないだろう」と説明した。
一方、14日の朝日新聞とのインタビューで「3男の金正恩への権力継承は常識的に考えても納得できないが、世襲を行うからといってすぐに北朝鮮が危険になるのでは無い」と明らかにした。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面「朝鮮半島の平和維持と北朝鮮の非核化を達成できるならば、いつでも南北首脳会談は可能だが国内の政治的な目的によって会談を行わない」と話した。