ヒョン・インテク統一部長官は22日、金正恩の後継継承と関連し「北朝鮮は内部的に権力継承の正当化に注力している」と明らかにした。
同長官はこの日、国会で開かれた外交通商統一委員会の統一部国政監査で「金正恩が党創立記念中央報告大会に参加し軍閲兵式も主席団で参観したことから見て、事実上の後継体制に移行したと判断される」としてこのように話した。
「韓国政府はこの様な北朝鮮の動向を鋭意注視しながら綿密に対処していく。北朝鮮が核問題、南北対話、朝鮮半島平和と南北関係の発展に対して真正性を見せるなど、今後の変化を見守る必要がある」と指摘した。
ムン・ヒサン民主党議員は白頭山の爆発の危険と関連し「白頭山の火山活動が活発化しており統一部を中心とした対策が必要だ」と指摘。同長官は「研究・調査が必要ならば国際的な共同調査が行えるように検討する」と答えた。
同長官は故・黄長ヨプ・北朝鮮民主化委員会委員長の国民勲章叙勲と国立顕忠園への埋葬に関し「北朝鮮の実状を誰よりも広く知らせ、北朝鮮の人権問題の改善に率先し平和統一活動を行ったので十分に資格がある」と話した。
人気記事：「女性１６人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面また、最近になって、国内外のメディアや外国の研究機関などで北朝鮮の第3次核実験の動きを指摘している点に対し「可能性を排除することはできない」と話した。
「北朝鮮が3代世襲など内政に使う目的で核実験を行う可能性がある」 というク・サンチャン・ハンナラ党議員の質問に、「直ちに核実験をする可能性は低いが、可能性を排除することは出来ず鋭意注視している」と明らかにした。