人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

北朝鮮が二度に渡って核実験を行った咸鏡北道吉州郡豊渓里一帯で、人と車両の動きが持続的に捕捉されていることが分かった。

21日、韓国政府消息筋は「北朝鮮の豊渓里一帯で、昨年5月に行われた2度目の核実験以降、人と車両の移動が持続的に捕捉されている。二度の核実験で崩壊した坑道を復旧する動きもある」と明らかにした。

「このような動きを直ちに核実験を行う兆候と判断するのは難しい」と拡大解釈を警戒した。

「北朝鮮としてはこの豊渓里一帯は戦略施設として重要な場所で、必要な施設の管理を行う動きとも言える。ただし、豊渓里をはじめとする北朝鮮の核関連施設に対しては、米韓が精密に監視している」と話した。

北朝鮮は、「金正恩(キム・ジョンウン)時代」を控え直面した国際的な孤立と経済難などの打開に向け、6者会談と金剛山観光の再開への対話攻勢をかけると同時に、核実験の可能性を匂わし米韓との取引を試みるとの分析が提起されてきた。

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

実際に、北朝鮮は先月29日に金正恩後継を公式化した後、国連でパク・ギリョン外務省副相が「核抑止力をより一層強化するだろう」とした。このため、米韓当局は偵察衛星等を通して、北朝鮮の核実験施設を綿密に観察してきた。

しかし、北朝鮮のこのような動きに対し、日常的な行動に過ぎず、行き過ぎた拡大解釈を警戒する声も高い。他の消息筋は「あそこ(豊渓里)は捨てられた施設ではないので、人々が行き来する可能性があり、これだけで核実験を準備中だと判断するのは難しい。核実験は地下で行われるので、動きを捕らえるのが難しい」と説明した。

「有効に活用できる施設であり、人々が管理する動きがある。核実験を行う動向を判断する根拠がない」と付け加えた。