労働党代表者会後、北朝鮮当局が住民の批判世論に対する強力な取り締まりを行っていると、RFAが内部消息筋を通して8日、伝えた。
主に、後継者金正恩(キム・ジョンウン)を誹謗する反党反革命分子、内部不純分子の策動を阻止する教養事業を展開、地方3放送(内部宣伝用の有線放送)と人民班会議を初め全ての宣伝手段を動員していると伝えられている。
RFAは「人民班と職場で反党反革命分子の謀略策動を阻 する講演会が行なわれている。スパイ破壊暗害分子、内部不純分子らのデマに特別に警戒心を高める事について強調している」と伝えた。
最近、人民班で進行された講演会「住民錐錘幕ニは一致団結の革命的武器だ」と工場で行なわれた「革命的警覚性を高めて、我らの革命首脳部を決死・擁護しよう」という教養がなされているという消息筋の話を伝え、宣伝内容がこれまでに無いほどの強硬な水準だと評価した。
また、住民講演会では当局が「金正日国防委員長が労働党総書記に推戴されたことに対して、極度の不安を感じた米帝と韓国傀儡徒党が我々(北朝鮮)の内部に不純なデマをまき散らすために、血眼になって魔黷トいる」という内容の講演をしていると伝えた。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面北当局は「敵は我々の内部に潜入させたスパイ、反党反革命分子、不純分子らをそそのかし、革命首脳部をけなしあらゆる嘘とデマをまき散らしている。我々の人民らが革命的意識と階級的警覚性を高め、このようなデマをまき散らす者を全て探し出さなければならない」と強調したと放送は伝えた。
また、咸鏡北道清津市と慈江道満浦市などで流言蜚語を流布し摘発された不純分子の事例を挙げ、「共和国の法により峻厳な審判を受けた」と話したと放送は伝えた。
一方で清津市の住民は「党代表者会後、金正日と金正恩を誹謗するビラが平城で張り出されたという噂が広がっている。清津市、水南区域では『豚親子を食べてしまおう』という落書きが発見され、大騒動が起きた」とこの放送に伝えた。