KBSスペシャルが放送した痩せ細った北朝鮮の女性の姿にインターネット界にも衝撃が起きている。

3日に放送された「KBSスペシャル-北朝鮮3代権力世襲、金正恩は誰なのか」で後継者として公式化された金正恩（キム・ジョンウン）にスポットを当てた。

金正恩が通ったと言われているスイスの公立学校を直接訪ね同窓のインタビューを行ない、学生時代のエピソードなどを公開した。

製作スタッフは後継が本格化された時期の北朝鮮の現実を放送した。この時登場した23歳の女性は髪はボサボサに伸びきり骨しか無いやせ細った姿で食事用の草を探し歩いていた。

撮影者が「そんな草を探してどうするのか」と尋ねると「私が食べるの」と答え、家が無いのかとの問いにも「ハイ」とだけ答えた。

この女性はいわゆる家が無い『コチェビ』と呼ばれ北では頻繁に見かけるが、これを見た韓国の視聴者は大きな衝撃を受けた。

左よりと言われている京郷新聞論説委員ですら、金正恩とこの女性の違いを比較して北朝鮮の現実を嘆いた。

インターネットの世界ではこの女性の姿が大きな衝撃として伝わった。意見のほとんどが「やりきれないほどに残念」であったが、一部の意見はこの一例だけで判断をしかねるとの意見もあった。

また、インターネット掲示板では「100キロ先に生まれていたら、私もあのような境遇だったはず」などの意見が書き込まれていた。

この写真をアップロードした人物は「オシャレが一番楽しい年頃の女性が空腹で草をむしっている姿を見るべきだ23歳の体か？どれほど飢えれば体が枯れ果てひん曲がってしまった。私腹を肥してばかりいる豚の金正日は早く死んでしまえ」と怒りを浮?ｵた。