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北朝鮮の朝鮮中央通信は6日に配信した論評で、米国が南北関係改善を破綻させようとしてると非難した。

米国は、韓国で開かれる平昌(ピョンチャン)冬季五輪・パラリンピック中は延期するとしていた米韓合同軍事演習を大会後に再開する意向を示している。同通信は4日にも、米国が南北関係改善の流れを阻もうしていると非難した。

米国の動きに対して論評は、南北関係改善の雰囲気と発展を遮断しようとする「不純な軍事的妄動」とし、「朝鮮半島の緊張を緩和し、平和的環境を作るためのわれわれの誠意ある努力に対する正面切っての挑戦だと言わざるを得ない」と反発した。

また、「歴史的に見ても、かつて朝鮮半島にようやく醸成された情勢緩和の局面が米国の北侵戦争演習騒動のため破たんしたことが一再にとどまらなかった」と指摘した。

さらに、南北関係改善を早めに破たんさせるところに、「オリンピックの開幕前から合同軍事演習の再開を世論化している米国の凶悪な下心がある」と非難した。

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つづけて、米国は「朝鮮半島の平和の破壊者、情勢激化の主犯、統一の根本障害物であることを再びはっきりと示している」と指摘した。

その上で、米韓が合同軍事演習を再開したら「朝鮮半島情勢はまたもや重大な破局状態へ逆戻りするしかなく、その全責任は挑発者らが負うことになるであろう」と警告した。