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国防部は今月13日、5月に発表した天安艦の調査結果と分析資料をより詳細にまとめた最終報告書を発表した。

この最終報告書で国防部は、天安艦が魚雷による非接触襲撃による沈没という結論を再確認した。しかし、非接触係留機雷による水中爆発の可能性は非常に希薄ではあるが、破壊された状態だけを見た場合にはその可能性も否定できないと報告書に記述した。

しかし、北朝鮮製の魚雷の推進動力装置が沈没現場付近で発見されており、その他の可能性は希薄である。

報告書では「潮流が激しい海域であり、機雷が一定の水深を維持、設置が難しく、係留機雷が爆発した後に残る固定装置や係留器具が発見されておらず機雷の可能性は希薄」としている。

ユン・ドギョン国防部合同調査団長はこの日、国防部で開かれたメディアブリーフィングの挨拶で「魚雷の攻撃で沈没した軍艦の船体を引き揚げ、決定的な証拠の魚雷の推進動力装置を回収し爆薬の成分も検出・調査した史上初の報告書」と話した。

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しかし、最終報告書のブリーフィングでも論議は続いた。天安艦合調団発浮?ロ定してきたメディアらは、最近になって天安艦のプロペラがへし曲がった状態が天安艦を攻撃した魚雷の爆発力と比例しないとする疑惑を提起した。

このプロペラ問題を説明した忠南大のノ・インシク教授は、「プロペラの変形は外部の直接的な接触による物では無く、沈没原因とは直接的な関係がない。これまで 学界に報告されたケースが無く、糾明に向けた実証研究を行なった」と話した。

「スウェーデンの魚雷プロペラメーカーのKAMEWA社に実験を依頼した結果、急停止によってへし曲がる可能性があると報告を受けた。沈没にともなう急停止、爆発の慣性力、軸のズレなどが複合的に影響を及ぼした可能性が高いとの最終結論を下した」と話した。

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